ガラホ(SH-06G)の位置情報を共有する

こちらで利用していたサブスマホの電池が、いよいよ亡くなりました(何を試しても待ち受け状態で1日電電池が持たない)。
そこで私が白羽の矢を立てたのが、ガラホです。
会社で使っていますが、スマホとは比べ物にならないぐらい電池が持つため、今回のような用途には最適です。
ただし、ガラホはGoogle Playが入っておらず、Google Play開発者サービスも使えないことから、Googleの「端末を探す」アプリが使えません。
したがって、別のアプリで、位置情報取得トリガ→位置情報取得→位置情報共有を実現する必要があります。
色々試した結果、私は下記の構成で運用することにしました。
【メインスマホ→メール送信→ガラホ側でメール受信(トリガ)→位置情報取得→pushbulletで位置情報をメインスマホに共有】

①位置情報取得トリガ
メインのスマホからガラホにトリガとなる信号を送るにあたっては、古典的ですがメールを選択しました。
③でpushbulletを使うので、①でも使いたいところですが、ガラホを閉じた状態だとプッシュ通知が来ないため、使えません…。
私はAquamailにGmailアカウントを設定して使うことにしました。
Tasker側で、特定条件のメールが来たときのみ発動…という設定が面倒なので、ガラホ用のメールアカウントは専用で取得するのがおすすめです。


②位置情報取得
位置情報取得と外部への共有にはTaskerを使用します。
スマホであれば無料版のMacroDroidで十分でしたが、ガラホではそもそも位置情報の取得ができないようです。
MacroDroidでは所謂「高精度モード」で位置情報を取得しようとしますが、Taskerは「GPS Only」での位置情報取得ができるというのが原因と思われます。
なお、ガラホはGoogle Playが入っておらず、有料アプリを直接購入できませんので、下記の手順でTaskerをインストールしました。
1. Android 4.4のスマホ or WindowsのAndroid 4.4エミュレータを準備
2. PlayストアでTaskerを購入
3. apkを抽出、ガラホへ転送&インストール
これでガラホ(Android 4.4)でもTaskerが使えるようになります。

③取得した位置情報の外部への共有
位置情報の共有にはpushbulletを使います。pushbulletはガラホとメインスマホ両方に必要ですが、ガラホにはAndroid 4.4対応の旧バージョンをインストールしましょう。
※実機orエミュのGoogle Playで旧バージョンが入れられない場合はapkpure等でDLしましょう。
また、pushbulletのログインにはFacebookを使います。Googleアカウントではガラホ側でログインできません。
ガラホ側ではたびたび「開発者サービス」を要求されますが、クリアキーで戻ると普通に使えます。

そして、Taskerからpushbulletで共有するURLとして「https://www.google.com/maps?q=%LOC」を指定します。
こうしておくと、メインスマホ側で共有された位置情報をGoogle Mapで開くことができます。


上記の設定でガラホを運用すると、1週間程度は充電無しでも電池が持ちます。
apkを1つも入れない場合と比べると電池持ちは悪くなりますが、スマホよりは遥かに電池が持っており、大変満足しています。

SIMはこれを機にLinksMateに乗り換えました。0SIM的な用途には最適です。SH-06Gは3G専用端末ですが、問題なく使えました。

コメント

このブログの人気の投稿

湾岸ミッドナイトの聖地についてまとめてみる

MakeMKVでリッピングに失敗する時の対処方法

中華タブレットのバッテリー交換に挑戦した話